腰・骨盤の体操。頸対角を意識する

前回の記事を読んで、『膝をまっすぐにしてあるいちゃいけない』ということを理解していただけましたか?

前回の記事

股関節の形の意味

人間の股関節は、ほぼ横にはまっているから、膝をまっすぐに歩いたら、股関節のつけねが折れちゃう。ことがわかりましたでしょうか?

そもそも、なんで、人間の股関節の首の部分って、大腿骨に対して120度とか曲がってるそういう形なのかな~?って考えてみてください。

人間の男女別の股関節の画像

Female and male skeleton differences poster. Q angle in comparison. Major gender nuances. Vector illustration isolated on a dark grey background.

(※緑の部分は、Qアングルといいます。正常値は平均14°(男性10°、女性15°)であり、20°以上で傾きすぎといわれています。)

答えはこれです。こちらの画像を見てください。

Dog Skeleton – Canis Lupus Familiaris Anatomy – back view

わんちゃんの後ろ姿です。股関節をみてください。

もういちまい、真上から見下ろしたわんちゃんの股関節です。

Dog Skeleton – Canis Lupus Familiaris Anatomy – top view

わかりますよね?

4本足の動物は、骨盤にたいしてが股関節が回転するプロペラの軸のような構造でハマってるんですよね。

クランクっていうんですか?

それで、4本足動物は、(回転するわけではないけど)バンバン走れるようになってるんですねー。おもしろいと思いませんか?

人間以外は4本足なので動物の骨盤と股関節は、すごく合理的につくられていますよね!

てんじて、

人間の股関節は、骨盤の上部(腸骨)のぶぶんがでかくなって、その下の坐骨のぶぶんに真横にはまってるから、窮屈な感じですよね。

Human male anatomy icon. Pelvis and femur image in a flat style. Vector illustration in beige colour isolated on a dark grey background.

だから走るスピードは犬にはかなわないんですね。人間の体って合理的ではないんですね。それが逆に面白いです。

股関節に頸対角がついている理由は

人間がもともと、4本足動物であったから、このように、骨盤にたいして45度の角度ではまっているということですね!

これを覚えておくと、非常に股関節の完治に理解がはかどります!!

00792 腰・骨盤の体操

00792 腰・骨盤の体操

腰の体操、骨盤の体操を行います。

今回は腰を左、右へとねじっていきます。

まず足は肩幅に開いて、肩の力を抜きましょう。ダラ~ン・・・

左右にクイックイッと動かします。

フラフープを回しているイメージをしてくださいw

胸を動かさないパターンと、胸・上半身ごと動いちゃうパターンの両方やってみましょう。

お尻を後ろに出すようにすると効果的ですよ。

00794 膝を意識した股関節屈伸

00794 膝を意識した股関節屈伸

膝が内側になるように膝の痛みや腰の痛み、股関節の痛みとなってしまいます。

股関節と膝を使った遊びとゲームみたいな感じでやっていきましょう。

足の裏の母指球と小指球(画像参照)この二点の真ん中を狙って膝を出してみます。

無理のかからないようゆっくりと体重を乗せていきます。

止まってやる場合は左右に中指をめがけて膝を出していきます。

これをO脚を強制してやるみたいな感じでやってしまうと、不自然な力が加わってしまいます。

たまに変なことやってみようかな~というゲームだと思って気楽に取り組んでみてください。

正しいとか間違ってるとかないので安心してくださいね♪

普段やらないことをやってみると、違和感があって面白いなというのを感じられればゲームの目的が達成できてます。

今の人は膝の内側に力がかかってる人が多いので、逆のことをやってあげると股関節がリフレッシュできてリラックスできます。

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