【骨盤と股関節の話】
人間の骨盤って、ハート型してる図はなにがしかで見たことあると思うんですけど。
あれって、真ん中に仙骨があって、左右1対になってるペアのものなんですよ。そこまでは、半分くらいの人が知ってると思います。
でも、左右のついになってる部分も、実は3個の部品が合体しててできたものって知ってました?
図の中の色で、腸骨(黄色)、恥骨(青色)、坐骨(緑色)、の3つが合体して、右と左の骨盤の一対の片側になってるんですよね。
これは、知らなかった人がおおいんじゃないでしょうか?
知ってる人は、よっぽどマニアですよね。医者か理学療法士かもしれません
この3つは、子供の頃は、軟骨で組み合わさってるだけで、分離していて、16~17才頃に合体してきて、18歳で完全にひとつの骨になる。
ってことです。18歳を成人になった年ということになっていますが、生理学的にも境目の年なんですね。
↓の図は、3つの骨が、股関節のはまる穴をそれぞれ3等分して穴のいちぶをうけもってる。
これも、おもしろいですね。ひとつの骨が穴を担当しているわけじゃない。やっぱり体重を担当する骨なので、3等分にして、負担を分担しているのでしょうか?
ちなみに、恐竜も人間も形は違うけど
恥骨、坐骨、腸骨という3つの骨で、骨盤ができているという構造は一緒です。
3つの骨が組み合って骨盤になってる。股関節でのちがいは、恐竜はこの股関節の穴が貫通していて、人間はふさがっています。
おもしろいですね