よく、『ウォーキングしましょう!背筋のばして、膝を伸ばして、カカトから着地して、つま先でけりましょう。腕は90度にまげてリズミカルに振りましょう』ってのあるけど。↓の画像みたいなやつね。
これ、あぶないので、ぜったいに行わないでください。
この記事ではその理由を書きますね!
大腿骨頸部を守る意識をつける
股関節って角度130度で、骨盤にはまってるから、
膝のばしてかかとから着地すると、この股関節の首=大腿骨頸部が折れちゃう。
よくいう大腿骨の骨折になる。ですので、膝をまっすぐ地面に着地させるウォーキングはしてはいけません。
股関節が角度130度で、骨盤にはまっていることを”頚体角っていいます”
画像は、
男性女性の股関節のはまりの角度の違いの画像です。
女性のほうが男性よりも、角度が急なんですよね。より衝撃をうけやすいのです。
膝をまっすぐにした場合に股関節が受ける衝撃
速歩きの場合体重の2倍が瞬間的にかかるとして、体重60kgの場合120kgが、膝と股関節にかかります。
かかとから着地すると衝撃は3倍になるので360kgが股関節にかかると言われています。
けっこうな重量が、大腿骨のまがってるところに、瞬間的にかかります。
あぶないですよね。
膝は直角につながっているので、短期的には構造的にたえられます。(長期的には膝の故障になります)
しかし、大腿骨の曲がってるところは、構造的に急所なので、短期的にも衝撃に耐えられないつくりなのです。
犬や猫が、4本足であるのに、クッションを使った、やわらかい歩き方をしていることを考えたらなぜか?というのはわかりますよね?。
いわゆるウォーキングのキビキビした歩き方じゃなくて、ふつうのダラダラした歩き方の方がいいです。
膝伸ばしウォーキングしてはいけない理由